曼殊院

若村 亮

2009年11月25日 12:00

 『 曼殊院 』

  一乗寺の詩仙堂から約20分ほど山際を歩いていくと、比叡山の麓に 天台宗 の格式ある門跡寺院 『 曼殊院 』 ( まんしゅいん ) があります。

  曼殊院は今から約1200年前、天台宗祖・最澄 が比叡山内の建立した一堂に始まり、江戸前期の明暦2 ( 1656 ) 年、現在地へと移転しました。

  門跡寺院として宮中とのゆかりが深く、大書院小書院襖絵 は主に 狩野探幽 の筆によるもので、また 鶴亀 を配した 名勝庭園 には今、紅葉 が彩りを添えています。

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