ムラサキシキブ

若村 亮

2009年10月10日 12:00

 『 ムラサキシキブ 』

  花言葉は 「 聡明 」 。

  初夏に 可憐な淡紫色の花 を咲かせ、秋には 綺麗な濃紫色の実 をつけます。 その清楚で優美な実が平安時代の美しき女流作家 『 紫式部 』 と重ね合わせられ、いつしか 「 ムラサキシキブ 」 と呼ばれるようになりました。

  紫式部幼少から才女としての逸話 が多く、のちに 物語文学の最高峰 とされる 『 源氏物語 』、宮仕え中の日記 『 紫式部日記 』、全生涯にわたる歌集 『 紫式部集 』 など、後世の文学に大きな影響を及ぼす名作 をのこしました。

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