らくたび 若村亮 の 「 京都の旅コラム 」
手水鉢
若村 亮
2009年08月04日 12:00
『 手水鉢 』
『 手水鉢 』
( ちょうずばち ) とは、本来は神前や仏前で口をすすいで身を清めるための水を入れる器であり、神社や寺院に備えられてきました。
その後、
茶の湯の発展
にともない、
石灯籠
と同じように露地などの庭園内に持ち込まれ、
庭園を飾る景物のひとつ
として好まれるようになりました。
古い石塔や灯籠などの石造品を流用して水穴を掘った
見立物手水鉢
や、最初から庭園や露地に合わせて制作された
創作形手水鉢
など、その分類も多岐にわたっています。
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