天明の大火

若村 亮

2007年01月30日 12:00

 『 天明の大火 』

  京都の歴史上で最大の被害となった火災 『 天明 ( てんめい ) の大火 』 は、天明8 ( 1788 ) 年 1月30日 ( 今日 ) の早朝、鴨川の東の 団栗辻子 ( どんぐりのづし : 現在の四条大橋の南、団栗橋付近 ) の民家から出火しました。

  火は強い東風に吹かれて西へと燃え広がり、北は 鞍馬口通、南は 七条通、東は 鴨川東、西は 千本通 という広大な範囲が焼け野原となってしまいました。

  諸説ありますが、天明の大火によって 焼失した家屋は18万戸 ともいわれ、京都御所二条城 なども炎上し、その復興には長い時間がかかりました。

地図 : 団栗辻子

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