四条通

若村 亮

2009年02月27日 12:00

 『 四条通 』

  東の端に 八坂神社、西の端に 松尾大社 が鎮座する 『 四条通 』 は、今も昔も賑わう京のメインストリートです。

  古くから四条室町は 「 鉾の辻 」 と呼ばれ、ここを中心に祗園祭の山鉾が並び、町衆の夏祭が行われてきました。

  その町衆の楽しみと言えば、四条河原で興行された芸能の数々。 なかでも 出雲阿国 が演じた 「 かぶき踊り 」 は町衆の間で大人気となって賑わい、芝居小屋が所狭しと建ち並びました。 現在は 南座 が京都唯一の歌舞伎劇場として残るのみとなりました。

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