道元禅師
『 道元禅師 』
鎌倉初期、
『 道元禅師 』 ( どうげんぜんじ ) は中国へ渡って修行を重ね、後に
日本曹洞宗 の
開祖 となりました。
真の仏道 を求めて修行を重ねた道元禅師は何ひとつ持たず、ただ
“ 只管打坐 ” ( しかんたざ : ただひたすらに坐るの意 ) という
坐禅の教え のみを身につけて帰国しました。
師匠の 「 深山幽谷に住み、真の弟子を育てよ 」 という言葉に基づき、道元禅師は 寛元2 ( 1244 ) 年、
永平寺 ( 曹洞宗総本山 : 福井県 ) を開いて多くの弟子を育て、今日に続く曹洞宗の礎を築きました。
地図 : 道元禅師・示寂の地
※ 示寂 ( じじゃく ) : 菩薩や高僧が死ぬこと。入寂。
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