道元禅師

若村 亮

2010年05月24日 12:00

 『 道元禅師 』

  鎌倉初期、『 道元禅師 』 ( どうげんぜんじ ) は中国へ渡って修行を重ね、後に 日本曹洞宗開祖 となりました。

  真の仏道 を求めて修行を重ねた道元禅師は何ひとつ持たず、ただ “ 只管打坐 ” ( しかんたざ : ただひたすらに坐るの意 ) という 坐禅の教え のみを身につけて帰国しました。

  師匠の 「 深山幽谷に住み、真の弟子を育てよ 」 という言葉に基づき、道元禅師は 寛元2 ( 1244 ) 年、永平寺 ( 曹洞宗総本山 : 福井県 ) を開いて多くの弟子を育て、今日に続く曹洞宗の礎を築きました。

地図 : 道元禅師・示寂の地

※ 示寂 ( じじゃく ) : 菩薩や高僧が死ぬこと。入寂。

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