権現造
『 権現造 』
北野天満宮 の本殿を側面から拝見すると、右の
本殿 と左の
拝殿 が軒の低い
石の間 によって結ばれており、また拝殿の両側には
楽の間 が続いていることから屋根の構造が複雑で、俗に
「 八棟造 」 ( やつむねづくり ) といわれています。
この形式が徳川氏 ( 東照大権現 ) ゆかりの日光東照宮などに継承されたことから、一般的に
『 権現造 』 ( ごんげんづくり ) と呼ばれています。
現在の社殿は、慶長12 ( 1607 ) 年に豊臣秀頼の寄進によって建築されたもので、国宝に指定されています。
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