雑煮
『 雑煮 』
京都の雑煮は
白味噌仕立て。
大晦日の夜に八坂神社で焚かれた神火
おけら火 を吉兆縄に移して家に持ち帰り、その神火で台所のかまどの火をおこして雑煮を焚きます。
『 雑煮 』 とは、神様にお供えした
神饌 ( しんせん : 神に供える食べ物 ) を神棚から下ろし、神様からの戴き物として
ごった煮 にして食べる正月料理です。
雑煮を食べる時には両側が細くなった
柳箸 ( やなぎばし : 祝い箸ともいう ) を用いますが、これは一方で人間が、一方で神様が食事をするという、正月の習わしである
神人共食 を意味しています。
関連記事