葵祭 / 路頭の儀 ・ 社頭の儀

若村 亮

2011年05月15日 12:00

 『 葵祭 / 路頭の儀 ・ 社頭の儀 』

  毎年5月15日に執り行われる 葵祭 ( あおいまつり ) は、宮中の儀 として天皇の勅使による 勅使発進の儀 が京都御所で行なわれた後、平安王朝の歴史絵巻のような行列が 京都御所 から 下鴨神社 を経由して 上賀茂神社 へと向う 『 路頭の儀 』 ( ろとうのぎ ) が行なわれます。

  行列が到着した下鴨神社や上賀茂神社では、葵祭の一番重要な儀式である 『 社頭の儀 』 ( しゃとうのぎ ) が行なわれ、天皇から神社への供え物 ( 御幣物 ) が献上され、天皇の使いである勅使が、神への祝詞 ( 御祭文 : ごさいもん ) を読み上げて、五穀豊穣と国民の健康を祈願します。

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