東洋と西洋
『 東洋と西洋 』
古くから
東洋 ( 日本や中国 ) では、
月の光 は
苦しみや悲しみの心にある暗闇を照らす慈悲の光 と考えられ、特別な想いで月を愛でてきました。 仏教を開いた釈迦も、月の光を満身に浴びて坐禅したと伝えられ、その姿が月光菩薩である、と言われています。
それに対して
西洋 では、
月の光 は
人の心を乱して狂わせるもの と考えられ、月の女神が死を暗示したり、狼男が月を見て変身する、という伝説が生み出されてきました。
月を愛でる
『 お月見 』 という行事は、
東洋の思想や文化を象徴する行事 と言えるかもしれません。
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