六孫王

若村 亮

2010年08月29日 12:00

 『 六孫王 』

  平安初期の皇族に生まれた 貞純親王 ( さだすみしんのう ) は、第56代・清和天皇 ( せいわてんのう ) の 六男 として生まれ、さらに貞純親王がもうけた子は、六男がもうけた清和天皇の ということから 『 六孫王 』 ( ろくそんのう ) と称されました。

  六孫王は、後に皇族を離れて 清和源氏の祖 となる 源経基 ( みなもとのつねもと ) と称し、京都駅の西あたりに邸宅を持っていたことから、現在も当地の 六孫王神社 に祭神として祀られています。

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