東密と台密

若村 亮

2010年02月13日 12:00

 『 台密と東密 』

  比叡山の天台宗総本山 延暦寺 ( えんりゃくじ ) は、延暦7 ( 788 ) 年、僧・最澄 ( さいちょう ) が薬師堂 ( 現在の根本中堂の場所に建立 ) を建立したことに始まり、のちに天台法華をはじめ、密教、禅、念仏など様々な教えを伝える 総合仏教寺院 として多くの僧が厳しい修行に励みました。

  また 密教 において、『 東密 』 ( とうみつ : 真言宗の密教 / 東寺密教の略 ) に対して 『 台密 』 ( たいみつ : 天台宗の密教の略 ) と呼ばれ、平安貴族から絶大な支持を得て重んじられました。

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