高御座
『 高御座 』
天皇の位につく即位式など、朝廷の儀式の際に紫宸殿の中央に設けられた天皇が着座する座を
『 高御座 』 ( たかみくら ) といいます。
現在の高御座は大正天皇の即位の際に古式に則って作られたもので、黒塗りの壇上に八角形の屋根を据えて、帳 ( とばり : 垂れ下げて隔てとする布 ) をめぐらし、内部に椅子が据えられています。
日本では古来より
高御座のあるところが天皇の在所 とされ、現在も京都御所の紫宸殿にあることから、
京都御所 が
正式な皇居 とする考えが存在しています。
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