防鴨河使
『 防鴨河使 』
平安以降の官職のひとつ
『 防鴨河使 』 ( ぼうかし ) とは、天長元 ( 824 ) 年、
鴨川の水害対策 として堤防補修など治水を目的に設置された臨時官職の名称です。
鎌倉時代の安貞2 ( 1228 ) 年、鴨川が大雨で洪水となった際、防鴨河使の
中原 氏 が四条橋の近くに祀られた
地蔵菩薩 に
雨止み を祈願したところ、見事に雨が止んで
鴨川の洪水も治まった ことから、その地蔵菩薩を祀る寺院は朝廷から
「 仲源寺 」 の寺号を下賜されたといわれています。
地図 : 仲源寺 ( 目疾み地蔵 )
関連記事