松尾祭

若村 亮

2007年04月21日 12:00

 『 松尾祭 』

  千年の歴史を誇り、洛西一の賑わいとなる春祭りといえば、松尾大社『 松尾祭 』 です。

  松尾大社の神を神輿 ( みこし ) にうつして、氏子達の町内へ迎える 神幸祭 ( じんこうさい ) に始まり、神輿が町内に3週間とどまった後、再び松尾大社へ還る 還幸祭 ( かんこうさい ) へと祭りは続きます。

  神幸祭の 船渡御 ( ふなとぎょ : 川渡り ) は、神輿が船で桂川を渡る圧巻かつ勇壮な祭りとして知られ、また還幸祭は、社殿や神輿が葵の葉で飾られることから 別名 「 葵祭 」 ( あおいまつり ) と呼ばれています。

  葵祭 といえば、賀茂社の賀茂祭 ( 別名が葵祭 ) が広く知られていますが、別名が同じことからも、賀茂社賀茂氏 ) と 松尾社秦氏 ) の深いつながりを感じることができます。

『 神幸祭 』 : 通称、おいで
   4月22日

『 還幸祭 』 : 通称、おかえり
   5月13日

地図 : 松尾大社

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