詩仙堂

若村 亮

2009年11月24日 12:00

 『 詩仙堂 』

  江戸初期の文化人・石川丈山 ( いしかわじょうざん ) は、元は 武士 として 徳川家康の家臣 として活躍した異色の経歴を持ち、寛永18 ( 1641 ) 年、一乗寺 に小さな庵を建てて隠棲をはじめました。

  山麓のでこぼこした土地に建てられた丈山の庵・凹凸か ( おうとつか ) は、中国の詩家三十六人の肖像画を庵に掲げられたことから、いつしか 『 詩仙堂 』 ( しせんどう ) と呼ばれるようになりました。

  比叡山の麓に位置し、紅葉の美しい寺院です。

関連記事