那須与一

若村 亮

2009年02月12日 12:00

 『 那須与一 』

  都を落ちた 平家一門 は、四国・屋島へ総退却し、追う手を緩めぬ 源義経屋島の合戦 となりました。

  源氏優勢で戦う中、太陽が傾いて一時休戦となりました。 その時、沖に扇を高く掲げた小船が現れ、それを見た源義経は味方一番の弓の名手 『 那須与一 』 ( なすのよいち ) を呼び、「 あの扇の的を見事に射止めよ 」 と命じました。

  無想で放たれた那須与一の矢は見事に扇の的を射止め、両軍から賞賛の歓声が鳴り止まなかったと伝えられています。

地図 : 即成院 ( 那須与一 墓 )

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