藤原俊成

若村 亮

2006年11月30日 12:00

 『 藤原俊成 』

  平安末期から鎌倉初期の歌人であり、幽玄体 ( ゆうげんたい ) と呼ばれる歌風を確立した 『 藤原俊成 』 ( ふじわらのしゅんぜい ) は、のちに 有心体 ( うしんたい ) と呼ばれる歌風を確立して歌道の頂点を極めた 藤原定家 の父としても知られています。

  藤原俊成の邸宅跡 とされる烏丸松原下ル東側には、藤原俊成の功績を称えて死後に創祀されたという小さな神社 「 俊成社 」 があり、あたりの町名も 「 俊成町 」 と名付けられています。

  元久元 ( 1204 ) 年 11月30日 ( 今日 )、藤原俊成は 90才でこの世を去りました。

地図 : 俊成社

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