水戸黄門

若村 亮

2008年09月25日 12:00

 『 水戸黄門 』

  日本の朝廷を中心とする政治体制の中には、太政大臣右大臣左大臣 など様々な官職がありました。

  これらの官職には、中国の制度に当てた呼び名の 「 唐名 」 ( からな ) があり、例えば、太政大臣 ( だじょうだいじん ) は 「 相国 」 ( しょうこく )、中納言 ( ちゅうなごん ) は 「 黄門 」 ( こうもん ) と称されていました。

  ゆえに、太政大臣足利義満 が創建した寺院は 「 相国寺 」 と呼ばれ ( 一説 )、中納言水戸藩主 徳川光圀 ( みつくに ) は 「 水戸の黄門様 」 と呼ばれました。

関連記事