鳥辺野

若村 亮

2008年08月11日 12:00

 『 鳥辺野 』

  平安時代、死者を葬る葬送地 として、鳥辺野蓮台野化野 がありました。

  清水寺の麓あたりが 『 鳥辺野 』 ( とりべの ) と呼ばれ、西大谷の周辺には現在でも墓所が広がっています。 古くは南の阿弥陀ヶ峰一帯までの広い地域を鳥辺野と呼び、火葬による煙りが絶えなかったと伝えられています。

  その他、船岡山の西側一帯が 蓮台野 ( れんだいの ) と呼ばれ、嵯峨野の奥に 化野 ( あだしの ) が広がっていました。

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