崇徳上皇
『 崇徳上皇 』
平安末期、皇位継承を巡って
『 崇徳上皇 』 ( すとくじょうこう : 第75代天皇 ) と
後白河天皇 が対立して
保元 ( ほうげん )
の乱 となり、崇徳上皇は敗北して讃岐へ流されました。
仏教に傾倒した崇徳上皇は戦死者の供養として大乗経を写経して朝廷へ差し出しましたが、
呪い が込められているとして朝廷は受け取りを
拒否 しました。
崇徳上皇は烈火の如く怒り、舌を噛み切って流れた血で
「 大魔王となって祟らん 」 と書き、髪や爪を天狗と化したといわれています。
その後、讃岐で亡くなった崇徳上皇の遺骸を火葬した際、その煙は逆風をついて都の方へ流れ、天変地異をもたらしたと伝えられています。
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