左甚五郎

若村 亮

2008年07月27日 12:00

 『 左甚五郎 』

  江戸初期の大工・彫刻師として知られる 『 左甚五郎 』 ( ひだりじんごろう ) は、徳川将軍家の造営大工の棟梁として活躍し、日光東照宮の眠り猫などの名作を彫ったとされていますが、実在した人物かどうかは不明で、伝説的な人物と考えられています。

  浄土宗総本山・知恩院 の御影堂の軒裏には、江戸時代の知恩院再建時に左甚五郎が置いたとされる番傘があり、通称 「 左甚五郎の忘れ傘 」 と呼ばれています。

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