橦木町

若村 亮

2008年06月22日 12:00

 『 橦木町 』

  撞木 ( しゅもく ) とは、鐘 ( かね ) や半鐘 ( はんしょう ) などを打ち鳴らす仏具の棒のことで、多くは 丁字形 ( ていじけい : Tの形 ) をしています。

  伏見の 『 橦木町 』 は、町が丁字形をしていたことから橦木町と呼ばれ、江戸時代には 遊郭 として賑わった町でもありました。

  忠臣蔵 で知られる 大石良雄 ( 内蔵助 ) が、敵の目を欺くために遊興に耽ったと伝えられる 「 よろづや 」 跡 の石碑も残されています。

地図 : 橦木町

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