明智光秀

若村 亮

2008年06月14日 12:00

 『 明智光秀 』

 時は今 ときはいま
    雨のしたしる あめのしたしる
         五月かな さつきかな

  『 明智光秀 』 ( あけちみつひで ) が 織田信長 に謀反を起こした 本能寺の変 の数日前、愛宕山で催された歌会で詠んだ歌です。

  この歌は一説に 「 土岐 ( とき ) は今、天の下治る五月かな 」 と解釈され、つまり、土岐氏 ( 美濃国の守護 ) の血を引く光秀が 「 今こそ我が天下を治める時だ 」 との決意を込めて詠んだのではないか・・・と。

  明智家の家紋 である 桔梗 の花を見る度に、光秀の人生に想いを巡らせてしまいます。

関連記事