足利義詮
『 足利義詮 』
新緑や紅葉の美しい嵯峨野の
『 宝筐院 』 ( ほうきょういん ) は、平安中期に白河天皇によって創建された
善入寺 にはじまり、室町前期に禅僧の
黙庵 ( もくあん ) 禅師が入寺し、臨済宗の禅寺となりました。
室町幕府2代将軍
『 足利義詮 』 ( よしあきら ) は黙庵禅師に深く帰依し、貞治5 ( 1367 ) 年に義詮が38歳で没すると、のちに義詮の院号 ( いんごう : 死者の戒名につける “ 院 ” のついた称号 ) の
宝筐院 にちなみ、「 宝筐院 」 と寺名が改められました。
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