祇園祭・稚児社参
『 祇園祭・稚児社参 』
古来より、
穢 ( けが )
れのない純真無垢な子供 には
神霊が降臨しやすい と考えられ、
『 稚児 』 ( ちご ) と呼ばれる
神様の使い として、全国の様々な祭礼において重要な役割を担ってきました。
稚児 とは、乳児や幼児をあらわす
乳飲み子 ( ちのみご ) が語源と考えられています。
祇園祭では毎年13日、
長刀鉾 の
稚児 が八坂神社を参拝し、お位を授かる
『 稚児社参 』 ( ちごしゃさん ) が行なわれ、以後、稚児は地面を踏まず、注連縄が張られた祭壇のある部屋で厳粛な日々を送ります。
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