瓢鮎図
『 瓢鮎図 』
妙心寺・
退蔵院 が所蔵する
国宝 の
水墨画 『 瓢鮎図 』 ( ひょうねんず ) は、室町時代の初期水墨画を代表する画僧・
如拙 ( じょせつ ) によって描かれました。
禅宗に深く帰依した室町幕府 4代将軍・
足利義持 ( よしもち ) の命によって 応永22 ( 1415 ) 年頃に描かれたもので、表面は滑らかに曲がり、口は細い
瓢箪 で、いかにして川に泳ぐ大きな
ナマズ を捕まえるか、という
禅の公案 ( こうあん : 修行者が悟りを開くために研究課題として与えられる問題 ) を題材として描かれています。
※ 「 鮎 」 は 「 ナマズ 」 の意
※ 妙心寺・公式HPに掲載されている 「 瓢鮎図 」 は
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