らくたび 若村亮 の 「 京都の旅コラム 」
数珠
若村 亮
2016年03月09日 12:00
『 数珠 』
数多くの玉を糸で貫いて輪形にした法具を
『 数珠 』
( じゅず ) といいます。
古代インドのバラモン教で用いられた道具を原型とし、のちに釈迦によって仏教でも用いられ、中国から日本へ伝来したとされています ( 諸説あり )。
一般的な数珠の玉の数は煩悩の数とされる
108個
を基本とし、
唱えた念仏の回数を数える
時に玉をつまぐる目的で用いられたことから、鎌倉時代に入って
浄土の教え
が流行して念仏が盛んになるとともに世間一般に広く普及しました。
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