祇園祭の歴史

若村 亮

2015年07月03日 12:00

 『 祇園祭の歴史 』

  祇園祭 は、貞観11 ( 869 ) 年に全国的に大流行した 疫病の退散 を願って始められ、当初は疫病が流行った年のみ行われていましたが、天禄元 ( 970 ) 年からは毎年行われるようになりました。

  室町時代、商工業で力を得た 町衆 の手によって祇園祭が運営されるようになり、安土桃山時代には 豊臣秀吉 によって数町から成る組織で山鉾を運営する 寄町 ( よりまち ) 制度 が制定され、祇園祭は盛大な祭りへと発展し、荘厳華麗な大型の山鉾が誕生しました。

関連記事