太子道
『 太子道 』
推古天皇11 ( 603 ) 年、
聖徳太子 が諸臣の前で 「 ここに尊い仏像があるが、誰かこの仏像を拝みたてまつる者はいるか? 」 と尋ねたところ、
秦河勝 ( はたのかわかつ ) が仏像を賜りました。
秦河勝は太秦に定住していた渡来系の氏族
秦氏 の長であり、聖徳太子から賜った仏像を祀る
広隆寺 ( こうりゅうじ ) を太秦に建立し、秦氏の氏寺としました ( 諸説あり )。
後世になって、広隆寺は聖徳太子ゆかりの寺院として多くの参拝者を集め、その参拝道は
『 太子道 』 として今も残っています。
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