宝筐院
『 宝筐院 』
嵯峨 の
清凉寺 (
嵯峨釈迦堂 ) のすぐ西に佇む
『 宝筐院 』 ( ほうきょういん ) は、平安中期、第72代・
白河天皇 によって創建された
善入寺 ( ぜんにゅうじ ) に歴史が始まり、室町前期に
禅僧・
黙庵 ( もくあん ) が入寺して臨済宗の寺院となりました。
室町幕府2代将軍・
足利義詮 ( よしあきら ) は黙庵に深く帰依し、貞治5 ( 1367 ) 年、義詮が38歳で没すると義詮の
院号 ( いんごう : 死者の戒名につける “ 院 ” の付いた称号 ) の
宝筐院 にちなみ、
「 宝筐院 」 と寺名が改められました。
関連記事