鹿苑寺

若村 亮

2014年10月19日 12:00

 『 金閣寺 』

  『 金閣寺 』 は正式名称を 「 鹿苑寺 」 ( ろくおんじ ) といい、応永4 ( 1397 ) 年、室町幕府3代将軍・足利義満 が造営した 別荘・北山殿 に始まり、義満の没後に 禅寺 に改められました。

  寺名は義満の 法号鹿苑院殿 から名付けられ、通称名は 舎利殿 である 金閣 に由来しています。

  金閣は昭和25年に焼失し、同30年に再建され、後に金箔の張り替えや天井画の復元が行われ、三層の造りは初層・法水院 と二層目・潮音洞 は同じ和洋の住宅風、三層目・究竟頂 は禅宗様の仏堂風となっています。 また、金閣を映す 鏡湖池 には 九山八海石 などの名石が配されています。

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