文徳天皇

若村 亮

2014年08月27日 12:00

 『 文徳天皇 』

  第55代・文徳天皇 ( もんとく ) は、寵愛していた更衣・静子 ( せいし ) が生んだ第1皇子・惟喬親王 ( これたか ) を皇太子とすることに期待を寄せました。

  しかし、次第に権勢を強めていた 藤原良房 ( よしふさ ) の圧力に屈し、良房が文徳天皇に嫁がせていた娘・明子 ( めいし ) が生んだ第4皇子・惟仁親王 ( これひと : 第56代・清和天皇 ) を皇太子とするなど、実権を良房に握られたまま、天安2 ( 858 ) 年 8月27日、32歳の若さで崩御しました。

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