親王
『 親王 』
日本の政治体制の中で、古くは
天皇 の
兄弟 や
皇子 を
『 親王 』 ( しんのう ) といいましたが、奈良時代の第47代・淳仁天皇の時代以後は、
天皇 が
皇兄弟・
皇子女・
皇孫 に対して
親王の称号 を許す
「 親王宣下 」 ( しんのうせんげ ) を受けた者のみが 「 親王 」 とされました。
平安末期、皇族に生まれた
以仁王 ( もちひとおう ) は、父の第77代・後白河天皇と疎遠であったことから、親王宣下を受けることができなかったとされています。
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