夕顔

若村 亮

2013年06月14日 12:00

 『 夕顔 』

  堺町通松原上る西側に 「 源語伝説 五條辺 夕顔之墳 」 と刻まれた石碑があり、付近の町名を 「 夕顔町 」 といいます。

  『 夕顔 』 ( ゆうがお ) とは、源氏物語54帖のひとつ < 夕顔 > 巻に登場する女性で、頭中将と結ばれましたが本妻の嫉妬を恐れて身を隠し、五条の荒れ果てた家 ( 石碑の立つ地が想定地 ) に住んでいたとされています。

  その後、若き光源氏が夕顔の所に通うようになりましたが、物怪 ( もののけ ) によって急死してしまいました。

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