花街の年越し
『 花街の年越し 』
花街・
祇園 では、現在でも100名を越える芸舞妓さんが江戸時代から続く
おもてなしの文化 を受け継いでいます。
花街の年越し では、
ひいきのお客さん が
芸舞妓さん へ渡す
福玉 という習わしがあり、蹴鞠より少し大きな福玉を割ると、中には
箪笥 や
鏡台 など暮らしの道具のミニチュアや、小さな
人形、
簪 ( かんざし ) や
櫛 ( くし ) など、様々な小物が入っています。
除夜の鐘を聴きながら福玉の中の小物を見せ合う、それが昔から続く花街の年越し風景です。
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