角倉了以
『 角倉了以 』
安土桃山から江戸初期にかけて活躍した豪商
『 角倉了以 』 ( すみのくらりょうい ) は、文禄元 ( 1592 ) 年に豊臣秀吉の許可を得て安南国 ( 現在のベトナム ) に貿易船を派遣するなど、
貿易商 として大いに活躍しました。
国内の
諸河川の開発整備 にも積極的に従事し、慶長11 ( 1606 ) 年には
大堰川 ( 保津川 ) や
富士川 ( 静岡県 ) を開削して疎通させ、また慶長16 ( 1611 ) 年には京都と伏見を結ぶ運河として
高瀬川 を開削し、二条より鴨川の水を引き込んで水運を確立しました。
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