お十夜
『 お十夜 』
室町時代の永享年間 ( 1429年~1441年頃 )、
平貞国 ( たいらのさだくに ) が
十日十夜 にわたって
念仏を唱えた と伝えられ、これが
『 お十夜 』 ( おじゅうや ) の始まりとされています。
阿弥陀仏 が
人びとを救う ことを説く
浄土教 の
根本経典 である
「 無量寿経 」 ( むりょうじゅきょう ) によると、≪ 現世で十日十夜にわたって善い事をすれば、浄土で千年にわたって善い事をしたことに勝る ≫ と考えられています。
『 十日十夜別時念仏会 』 真如堂
11月5日~15日
十日十夜の間念仏を唱えて極楽往生を願う行事。
15日には本尊・阿弥陀仏( 秘仏 )の御開帳や、
小豆粥の接待( 有料 )もある。
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