斯波義将 邸宅跡

若村 亮

2012年05月07日 12:00

 『 斯波義将 邸宅跡 』

  室町幕府 における 第一の重職 で、足利将軍家補佐 して 幕府の政務全般を統轄 する役職を 管領 ( かんれい )といいます。

  南北朝から室町時代にかけて活躍した武将 ( 守護大名 ) の 『 斯波義将 』 ( しばよしまさ ) は、管領として幕府の制度を整備し、幕政の基礎を固めた人物として知られています。

  上京区武衛陣町 には 斯波義将の邸宅跡 を示す石碑が立ち、付近の町名・武衛 ( ぶえい ) とは、兵衛府 ( ひょうえふ : 警護の兵を監督して天皇の身辺警固を司った官職 ) の 兵衛督 ( ひょうえのかみ:兵衛府の長官 ) をつとめた斯波氏の家号に由来しています。

地図 : 斯波義将邸宅跡の石碑 ( 上京区武衛陣町 )

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