大原

若村 亮

2011年11月10日 12:00

 『 大原 』

  三千院寂光院 など 紅葉の名所 が点在する 『 大原 』 ( おおはら ) は、日本海側から京都へ上る主要街道上の入り口として古くから栄え、比叡山から連なる山々が周りを囲む自然豊かな山間の里です。

  平安初期、延暦寺の僧 ・ 円仁 ( えんにん ) は静寂なこの地を 浄土信仰の聖地 と定め、声明 ( しょうみょう : 僧が唱える仏教声楽 ) の道場として 「 魚山大原寺 」 ( ぎょざんたいげんじ ) を創建しました。

  『 大原 』 という地名は、魚山大原寺に由来すると伝えられています。

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