六歌仙
『 六歌仙 』
平安前期、
醍醐天皇 の命によって編纂された
古今和歌集 には、仮名 ( かな ) で書かれた
仮名序 と呼ばれる
序文 ( じょうぶん : 書物のはじめに趣旨などを書き記した文章 ) があり、本格的に和歌を論じた初の
歌論 として後世に大きな影響を与えました。
この
古今和歌集仮名序 には、
紀貫之 が名をあげて歌風を評した
六人の歌人 があり、
在原業平・
僧正遍昭・
喜撰法師・
大友黒主・
文屋康秀・
小野小町 がその名を連ねています。
六人の歌人は後世になって
『 六歌仙 』 ( ろっかせん ) と呼ばれるようになりました。
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