西郷・月照 謀議跡

若村 亮

2011年10月06日 12:00

 『 西郷・月照 謀議跡 』

  幕末、清水寺成就院 の住職を務めた 月照 ( げっしょう ) は、勤王派 ( 天皇に忠義を尽くすこと ) の僧侶として知られ、清閑寺 ( せいかんじ ) の 茶室・郭公亭 ( かっこうてい ) において、薩摩藩士の 西郷隆盛 と勤王の謀議を重ねていました。

  安政の大獄 で追われる身となった月照は、この場所で西郷隆盛と 都落ち の密議を行って薩摩へ逃れましたが、最期は薩摩の 錦江湾 ( きんこうわん ) に入水して亡くなりました。

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