宇治上神社

若村 亮

2011年02月07日 12:00

 『 宇治上神社 』

  『 宇治上神社 』 ( うじかみじんじゃ ) の 本殿 は、覆屋 ( おおいや ) と呼ばれる建物の内部に、内殿 ( ないでん ) と呼ばれる小さな社殿が三社並んで建てられています。

  内殿三社は向って左から右殿・中殿・左殿と呼ばれ、それぞれ祭神として中殿に 応神天皇、右殿に 仁徳天皇、左殿に 菟道稚郎子 ( うじのわきいらつこ ) が祀られています。

  木材の年輪から建立年代を測定すると 1060年頃 に建てられたことが判明し、これは平安時代の神社建築の遺構としては唯一となります。

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