須賀神社・懸想文売り

若村 亮

2011年02月03日 12:00

 『 須賀神社・懸想文売り 』

  『 須賀神社 』 ( すがじんじゃ ) の 節分祭 には、梅の枝に文を結んで境内を売り歩く 『 懸想文売り 』 ( けそうぶみうり ) が登場します。

  昔、貧乏なお公家さんが素性を隠すために覆面をして街へ出歩き、文字の書けなかった庶民のためにラブレター ( 懸想文 ) の 代筆 をしたと伝えられています。

  神社で授与される懸想文は “ 人知れず鏡台や箪笥の引出しに入れておくと顔・かたちが美しくなり着物が増え、良縁が有る ” ということで、古くより京の街の女性に買い求められてきました。

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