円通寺
『 円通寺 』
庭園の外にある自然風景を、庭園の景色の一部として取り入れる作庭技法を
借景 ( しゃっけい ) と言います。
例えば、壮大な山を借景とすることによって、庭園という限られた空間は
無限の奥行き と
スケール を持つ空間に変わります。
比叡山を借景とする名庭 で知られる
『 円通寺 』 ( えんつうじ ) は、江戸初期、
後水尾上皇 が京都で最も比叡山が美しく見える場所を探し巡り、唯一無二の場所に営んだ離宮 ・
幡枝御殿 ( はたえだごてん ) が寺院に改められたものです。
地図 : 円通寺
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