錦小路
『 錦小路 』
正月料理を買い求める人びとで賑わう
京の台所・錦市場 のある
『 錦小路 』 ( にしきこうじ ) は、古くは
具足 ( ぐそく : 家具や調度品のこと ) を売る店が並んでいたことから
具足小路 と呼ばれていました。
その後、いつしか四条通の南にある
綾小路 ( あやのこうじ ) に対して
錦小路 と呼ばれるようになったと伝えられています ( 諸説あり )。
付近は
清冷な地下水 が豊富に湧き出ることから魚や鳥の貯蔵に適し、安土桃山時代頃から
魚鳥市場 として栄えはじめ、江戸時代には幕府より
魚問屋の称号 が許されて本格的な
魚市場 となりました。
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