やすらい祭

若村 亮

2007年04月07日 12:00

 『 やすらい祭 』

  昔、桜の花が風で舞い散る様子が、疫病が飛散して流行する様子と似ていることから、“ 桜の花が散る頃に疫病が流行る ” と信じられてきました。

  この疫病を鎮めるために奈良時代より 鎮花祭 ( はなしずめのまつり ) が行なわれるようになり、現在では 『 やすらい祭 』 ( 8日 : 今宮神社 ) にその名残を見ることができます。

  古風な装束の氏子衆が “ やすらい花やー、ヨーホイ ” と歌い踊りながら街を練り歩き、花傘 の下に入ると 厄払い になる ことから、老若男女が皆、花傘の下に入って行列をともにします。

『 やすらい祭 』  今宮神社
   4月8日 ( 日 )

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