南座・顔見世興行

若村 亮

2009年12月01日 12:00

 『 南座・顔見世興行 』

  京の師走の風物詩 と言えば、南座 で催される歌舞伎の 『 顔見世 ( かおみせ ) 興行 』 です。

  江戸時代、各座の歌舞伎役者は旧暦11月から1年間の契約を結び、その月初めの舞台において新しい顔ぶれで 口上 ( こうじょう : 舞台上から挨拶を述べること ) したことから 「 顔見世 」 と呼ばれるようになりました。

  南座の正面には縁起の良い 勘亭流 ( かんていりゅう ) という書体で書かれた歌舞伎役者の名札 「 まねき 」 が掲げられ、京都に師走の到来を告げます。

『 吉例 顔見世興行 』  南座
   11月30日 ~ 12月26日
   松竹 歌舞伎公式HPこちら

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