天下三不如意
『 天下三不如意 』
いつも穏やかな流れで人びとを和まている
鴨川 は、昔はしばしば洪水を引き起こして人びとを悩ます
暴れ川 でした。
平安時代、絶大な権力を誇った
白河上皇 でさえ
『 天下三不如意 』 ( てんかさんふにょい : 思いのままにならない三つの事柄 /
鴨川の流れ、
比叡の山法師、
サイコロの目 ) のひとつに
“ 鴨川 ” をあげているほどでした。
しばしば起こる洪水で最も恐れられたのは
疫病の蔓延 でした。 夏の祇園祭は、この疫病を鎮めるために町衆達が
御霊会 として始めた祭りでもあります。
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