2012年02月26日

明王

明王 『 明王 』

  真言宗の本尊仏である 大日如来 ( だいにちにょらい ) は “ 宇宙そのもの ” であるとされ、密教の曼荼羅図 ( まんだらず ) には、大日如来を中心とする仏の世界が描かれています。

  優しい慈悲に満ちた仏様の中において、髪を逆立て、目を見開き、牙を剥き出した怒りの形相をした 『 明王 』 ( みょうおう ) は、人びとに強い印象を与えます。

  人間の内側にある弱い心や怠ける心に対し、明王は強い怒りでそれを断じ、人を正しい真理へと導きます。 明王の怒り とは、優しい慈悲に満ち溢れた怒り なのです。


同じカテゴリー(歴史コラム)の記事画像
9/8(金) ≪ 新幹線の車窓から戦国ツアー ≫
5/20(土) ≪ 天皇陵めぐり シリーズ第4弾 ≫
10/25(火) ≪ 料亭・高台寺土井 / 幕末ツアー ≫
10/22 ≪ 時代祭 - 有料観覧席 - ≫ in おき・らくたび
相応和尚
延暦寺・浄土院
同じカテゴリー(歴史コラム)の記事
 9/8(金) ≪ 新幹線の車窓から戦国ツアー ≫ (2017-09-08 20:28)
 5/20(土) ≪ 天皇陵めぐり シリーズ第4弾 ≫ (2017-05-20 23:27)
 10/25(火) ≪ 料亭・高台寺土井 / 幕末ツアー ≫ (2016-10-28 09:56)
 10/22 ≪ 時代祭 - 有料観覧席 - ≫ in おき・らくたび (2015-10-26 17:48)
 相応和尚 (2013-02-21 12:00)
 延暦寺・浄土院 (2012-08-06 12:00)

Posted by 若村 亮  at 12:00 │Comments(0)歴史コラム

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。